スパイドラマ倶楽部・別館-スパイ大作戦専門館



IMFメンバー紹介



★バーニー・コリアー(グレッグ・モリス)
【日本版声優】 田中 信夫
【キャラクターの特徴】
 コリアーエレクトロニクスの社長であるバーニーは、IMFの中でもコンピュータに精通している電子工学の天才であり、素晴らしい装置と機械のほとんどの 秘密兵器を供給している。IMFの秘密兵器は、失敗することが滅多にないと言っていいほど完成度は高く、メンバーからの信頼度は絶大である。しかしなが ら、第1シーズンから第4シーズンまでは、ほとんどが裏方工作員でエアーダクトやエレベーターシャフトを這いずり回る役どころが多かったが、後半は主役級 の役を与えられることもあり、いつの間にか変装マスクの作り方を覚え、彼自身が他人に変装することもあった。また、彼の兄はラリーといい、ジャーナリスト であったが、爆弾テロによって命を落としたことが紹介される。
【印象に残るエピソード】
「奇跡のカムバック」、「死の監房」、「大量殺戮兵器(デホミナント)」、「スパイ狩り」、「黒い犯罪組織」、「殺し屋製造工場」、「自白テープ」
【特技・技能】
@発明家:「王手!」では、チェスの手を読む本格的コンピュータを作り、「武器弾薬を渡すな」でも、ルーレットの目を読む夢の秘密兵器を発明する。バーニー の発明する秘密兵器を挙げればきりがない。また、その中には「ダイヤモンド作戦」で登場するダイヤモンド製造機、「500万ドル麻薬合成計画」で活躍する コカイン合成製造機などイカサマの大掛かりなマシンも含まれている。さらに、「偽造紙幣マシン」で登場するものは、イカサマの極致をいくものである。
A裏方工作員:任務ではエレベーターシャフトや地下道等裏方で配線や地味な作業をコツコツとすることが多く、「プルトニウム240」では、水素爆弾の保管 されている部屋の天井から吊り具とロープを使って侵入して、カプセルからプルトニウムを盗んだり、「密室の金塊」では、地下道から金庫の底に穴を開けてヒ ーターで金塊を溶かして盗み出したり、あるいは、「自爆」では、数十個の部品の詰まった箱から実物大のヘリコプターを一人で組み立ててしまうという離れ 業をやってのける。
Bボクシング:元6回戦ボーイのチャンピオンで、「奇跡のカムバック」では、IMFも総力を挙げボクサーとして訓練の後、実際に試合を行なってとんとん拍子に チャンピオン街道をまっしぐらに突き進んでいき、最後には、見事にチャンピオンの座に辿り着く。
C変装術:「幻の殺人」では、メーキャップを使用してピエロ姿のローランに変装するシーンが見られ、「スパイ狩り」では、白人のマスクを被って人種差別に反 対する黒人指導者を強制収容所から救出する任務を担う。マスクを使用して他人に変装するのは、「銃殺」でテロリストの手下に扮するのが初めてで、以降、 「海底に消えたダイヤ」と「暗号名はC6」では、敵の用心棒の黒人に変装する。
D催眠術:「奇跡の心臓移植」では、極悪で残忍な偽の心臓移植患者に催眠術を使って神父の心を持つ平和主義者に仕立ててしまう。また、「死を呼ぶカー ド」でも、敵の悪漢に催眠術を施す。
Eリーダー・シップ:第6シーズンからバーニーがサブ・リーダー格になり、「指令なき作戦計画」でジムが敵に拉致された後、バーニーがジムの代わりにIMF を指揮した。
【性格】
@科学万能の信念:「幽霊を呼べ」では技術屋としての強い信念からアリアナをメンバーに加えたことと霊媒に対する不信感を態度に出すが、最後は、演技 をしたアリアナを支持すると脱帽する。
A健気さ:「セシューム138」において、鞭の刑を恐れているにも関わらず、それを誰にも悟られまいと必死になって我慢をするところを見せる。
B心配性:「列車偽装作戦」で中間の車両が首相車になったことで"お終いだ"と言い、「麻薬B−230」で証人となるはずだった大佐が死亡したことにより" 裁判が進められない"と懸念する。
C肉親愛:「黒い犯罪組織」においては、バーニーの目の前で爆発とともにビルが崩壊して兄が絶命してしまい、バーニーは体を震わせて号泣するのであっ た。
D機転:「刑務所突破作戦」で逃げる途中の検問所で、怪しい電話が入ってダンが目配せしただけでオルガンを弾いて妨害したり、「陸軍給与を奪回せ よ!」で記憶喪失になったジムにいくつかのヒントを与えてジムの記憶を戻そうと一生懸命になったり、「暗殺計画ナイトフォール」では、敵の会話を傍受して ジムに爆弾が近くにあることを知らせるというような頭の回転が速いところを見せる。
E同情:「対奴隷作戦」において、無実の女性を監禁した時、その女性が助けてと叫ぶ声を耳にし、心を痛める。
【ロマンス】
@エルマ:「死の監房」では、休暇中カリブ海沿岸の町で知り合ったエルマと恋に陥り、横恋慕をする警察署長の弟と争いになり、正当防衛なのに殺人容疑 で死刑囚にされてしまうが、事件解決後にエルマをアメリカに連れて帰る。
Aマリアンナ:「スパイ狩り」で銃弾を受けて逃げ込んだ洋裁店の耳の不自由なマリアンナに助けられ、恋が芽生えるとともに、事件解決後に彼女の身の安 全と耳の治療のためにアメリカに連れて帰る。
Bミリー:「黒い犯罪組織」において、兄を殺害した犯罪組織のボスの秘書ミリーに近づいて自分に惚れさせるが、最後に彼女を裏切って傷つけたことで後味 の悪い気持ちになった。
Cジェナ:「王冠すりかえ大逆転」では、王冠を狙う女漢ジェナとのお互いに愛を偽装した演技は絶妙である。
【危機的場面】(作戦上のものは除く)
@「選挙戦でアタック」で警察署から脱出時、市民を助けようとしたところを銃で撃たれ、さらに任務達成を困難にし、最後までバーニーは意識朦朧な状態で 任務遂行をする破目になる。
A「スパイ狩り」において、黒人活動家を強制収容所から救出する際、敵から銃弾を受けるものの、黒人居住区にうまく逃げ込み、耳の不自由な女性に助け られる。
B「暗号名はC6」では、敵の用心棒のマスクを犬に剥がされ正体がばれてしまい、ボスより銃弾をこめかみに受けるものの、自力で病院まで逃げ込んだ後 失神する。
C「麻薬B−230」で、麻薬を貯水タンクに登って入れようとするが、途中で錆びた梯子を踏み外し、転落して気を失ってしまう。
D「王家の血」において、床下を探索中、腐った木を踏んで転落して失神すると同時に、一時的な失明状態に陥る。
E「死の監房」では、警察署長の弟と揉み合っているうちに弟が転落死してしまい、署長の陰謀により死刑囚に仕立てられてしまう。
F「大量殺戮兵器デホミナント」では、化学殺戮兵器が漏れているのを知らずに踏んで発症し、敵に捕まってしまい、次第に意識がなくなって衰弱していき、 3時間半以内に解毒剤を注射しないと命がないというピンチを招く。
G「殺し屋製造工場」においては、敵の心理的拷問に対する予防策が失敗して、敵の思う壺にはまって殺人者に仕立て上げられてしまう。しかし、ウイリーに 助けられ暗殺は食い止められる。


トップへ

戻る

前へ

次へ



Copyright (c) from 2001 BONBEL